ダニエル・ボヤ―リン『無国家解決』刊行記念トークイベント

ダニエル・ボヤ―リン『無国家解決』刊行記念トークイベント

ダニエル・ボヤ―リン『無国家解決』刊行記念トークイベント

ゲスト:細見和之さん(京都大学)

戦闘的な反シオニストにして、今日の人文学において最も影響力のあるユダヤ学者の一人、ダニエル・ボヤーリンの『無国家解決――一ユダヤ人のマニフェスト』(作品社)が、このほど刊行されました。

「ユダヤ人とは何者なのか?」 ユダヤ人にとって国家は本当に必要なのか?

本書は、国家なき民として創造性に満ちた豊かな文化を築いてきたディアスポラ・ユダヤ文化の再評価を通して、排他的な「ユダヤ国家」イスラエルがパレスチナにもたらしてきた破壊と不正を根本から問い直し、その是正に向けて「ディアスポラ民族」(Diaspora Natiopn)の再生という大胆な構想を提示する。

イスラエル/パレスチナをめぐる状況が重大な岐路を迎えるいま、なぜ「国家なきユダヤ人」なのか。本書の刊行を記念して、訳者二名が、『〈最後のユダヤ人〉――ホロコースト以降の文学と思想』を最近刊行された細見和之さん(京都大学)とともに、本書の内容を踏まえながら、ユダヤ人とパレスチナ人がともに生きる未来の可能性について語り合います。

【日時】9月12日(土)19:00~21:00(開場は開始の30分前)

【場所】「ハムと本と」
https://www.instagram.com/hamtohonto/
阪急宝塚線「石橋阪大前」から徒歩1分
大阪府池田市石橋1丁目11−6
https://map.yahoo.co.jp/v3/place/-bfkF70fYZ6

【参加費】2000円
※オプション
・「ハム横山」のハム弁当:1,500円(事前予約可)
https://www.hamyokoyama.com/
確実にハムを召し上がりたい方は、ハム弁当の事前予約をおすすめします。
当日は通常メニューもご注文いただけますが、イベント開催に伴い、メニューによってはご提供にお時間がかかる場合や、売り切れとなる場合があります。
ドリンクは通常メニューよりご注文いただけます。

【ご予約】ご予約される場合は、以下のメールに下記項目をお書き添えの上、お申込みください。
メール:e.pithecanthropus@gmail.com(赤尾)
件名:「「無国家解決」@「ハムと本と」予約希望」など
氏名:
所属(任意):
参加人数:
オプション(任意):ハム弁当希望

【共催】神戸・ユダヤ文化研究会

【登壇者プロフィール】

<細見 和之(ほそみ・かずゆき)>

京都大学教授(ドイツ思想)、詩人、大阪文学学校校長。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了(博士:人間科学)。主な著書に、『〈最後のユダヤ人〉――ホロコースト以降の文学と思想』(中央公論新社)、『「戦後」の思想――カントからハーバーマスへ』(白水社:日本独文学会賞)、『「投壜通信」の詩人たち――〈詩の危機〉からホロコーストへ』(岩波書店:日本詩人クラブ詩界賞)、『フランクフルト学派――ホルクハイマー、アドルノから21世紀の「批判理論」へ』(中公新書)、主な詩集に『ほとぼりが冷めるまで』(澪標:藤村記念歴程賞)、『言葉の岸』(思潮社:神戸ナビール文学賞)、『家族の午後』(澪標:三好達治賞)などがある。

<赤尾 光春(あかお・みつはる)>

国立民族学博物館特任助教。専門はユダヤ文化研究、ウクライナ・ロシア地域研究。総合研究大学院大学博士後期課程修了(学術博士)。主な共編著書に、『ウクライナ文化の挑戦──激動の時代を越えて』(幻戯書房)、『ユダヤ人と自治──中東欧・ロシアにおけるディアスポラ共同体の興亡』(岩波書店)、『シオニズムの解剖──現代ユダヤ世界におけるディアスポラとイスラエルの相克』(人文書院)など。主な共訳書に、ドヴィド・ベルゲルソン+デル・ニステル『二匹のけだもの/なけなしの財産
他五篇』(幻戯書房)、ワシーリー・グロスマン『トレブリンカの地獄──ワシーリー・グロスマン前期作品集』(みすず書房)、S・アン=スキ+ヴィトルト・ゴンブローヴィチ『ディブック/ブルグント公女イヴォナ』(未知谷)など。

<早尾 貴紀(はやお・たかのり)>

東京経済大学教授。専門はパレスチナ/イスラエル研究、社会思想史研究。1973年、福島県生まれ。東北大学経済学研究科博士課程修了。主な著書に、『いつの日かガザが私たちを打ち負かすだろう──早尾貴紀対談集』(青土社)、『パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち──〈民族浄化〉の原因はどこにあるのか』(皓星社)、『イスラエルについて知っておきたい30のこと』(平凡社)など。主な訳書に、ハミッド・ダバシ『ポスト・オリエンタリズム
新装版──テロの時代における知と権力』(作品社)『イスラエル=アメリカの新植民地主義──ガザ〈10.7〉以後の世界』(地平社)、イラン・パペ『イスラエル・パレスチナ紛争をゼロから理解する』(監訳、河出新書)など。