第一次世界大戦とユダヤ人

ウジュホロド(ウクライナ)の旧シナゴーグ:現在はコンサート・ホールとして使用されている。

基盤研究(B)「『ユダヤ自治』再考」主催シンポジウム

第一次世界大戦ユダヤ人

日時:1月31日(土):13:30-18:30

場所:大阪大学中之島センター 5階 講義室507(京阪中之島線 中之島駅より 徒歩約5分)

〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4丁目3-53(TEL: 06-6444-2100)

アクセス:http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php

無料:どなたでもご参加できます/事前予約等不要

主催:科学研究費・基盤研究(B)「『ユダヤ自治』再考――アシュケナージ文化圏の自律的特性に関する学際的研究」

共催:神戸ユダヤ文化研究会、大阪大学文学研究科ドイツ文学研究室

プログラム

13:30~13:40:開会の辞(赤尾光春)

13:40~15:10:第一部:政治体制の崩壊と社会的地位の変貌

報告①:「第一次大戦からワイマル期にかけてのドイツユダヤ人」(長田浩彰)

報告②:「ユダヤ人――帝国内少数民族から国民国家内少数民族へ」(野村真理)

15:10~15:20:休憩

15:20~16:50:第二部:破局の記憶と経験

報告③:「東部戦線と ユダヤ人の受難――S・アンスキーの『ガリツィアの破壊』と記憶のポリティクス」(赤尾光春)

報告④:「ユダヤナショナリティ無国籍性――第一次世界大戦後のユダヤ移民」(向井直己)

16:50~17:00:休憩

17:00~18:30:討論

コメント:高尾千津子、鶴見太郎

 

プロフィール:

長田浩彰:広島大学総合科学研究科教授/ドイツユダヤ近現代史/『われらユダヤドイツ人――マイノリティから見たドイツ現代史

1893-1951』(広島大学出版会、2011)など

野村真理:金沢大学人間社会研究域教授/社会思想史・西洋史/『ガリツィアのユダヤ人――ポーランド人とウクライナ人のはざまで』(人文書院、2008)など

・赤尾光春:大阪大学文学研究科助教ユダヤ 文化研究/『シオニズムの解剖――近代ユダヤ世界におけるディアスポライスラエル相克』(人文書院、2011)など

・向井直己:京都大学人間環境学研究科特定研究員/ユダヤ学史、近代ユダヤ思想史/「ユダヤ移民パレスチナ問題」(山室信一ほか編『現代の起点

第一次世界大戦遺産』[岩波書店、2014])など

高尾千津子:東京医科歯科大学教養部教授/ロシアソ連ユダヤ史/『ソ連農業集団化の原点――ソヴィエト体制とアメリカユダヤ人』(彩流社、2006)など

鶴見太郎埼玉大学教養学部准教授ロシア帝国ユダヤ史/『ロシアシオニズム想像力――ユダヤ人・帝国・パレスチナ』(東京大学出版会、2012)など

 

お問い合わせ:

06-6850-5116(大阪大学文学研究科ドイツ文学研究室・赤尾)