《大阪初公演》志賀澤子主演『ROSE ローズ』

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二十世紀は 最後から二番目の世紀になる。

『BENT』の作者 マーティン・シャーマンの代表作

 

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東京・両国のシアターX(カイ)でロングラン公演を

続けている傑作一人芝居

この夏、大阪にて、一回限りの初公演!

『ROSE ローズ』(マーティン・シャーマン作、堀真理子訳)

出演:志賀澤子(東京演劇アンサンブル)

演出:W・ローズ

 

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80歳のローズは、一人木のベンチに腰掛け、

ユダヤ教のお弔い「シヴァ」を行う。

いつか波乱に満ちた生涯を語りだしている。

旧ソ連ウクライナのユダヤ人集落に生まれ、

兄を慕ってポーランドに。

そこにナチスがやって来る。

ゲットーでの生活、戦後はパレスチナを目指して

エクソダス号に乗り、その船上での出会いは

彼女をアメリカへと導く……

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◇志賀澤子 (女優、演出家、プロデューサー、東京演劇アンサンブル代表)

1963年俳優座養成所卒業、東京演劇アンサンブル入団。『母』ペラゲーア・ウラーソワ、『沖縄』秀、『かもめ』アルカージナなど。演出『FEN-沼地』『マイという女』『海の52万石』など。脚本『食卓のない家』(文化庁創作戯曲賞佳作受賞)。東京演劇アンサンブル海外公演はプロデューサー、女優としてアメリカ、ロシア、ベトナム、イギリス、ルーマニアなど10カ国余り。1995年文化庁在外研修でミラノにて学ぶ。2016年ベトナムより日本との演劇交流貢献賞を受賞。西東京市民劇団銀河ラボ2011年創立以来毎年演出。日本新劇俳優協会理事。同協会のフェスティバル2年連続で演出。2012年から『ローズ』を演じ、翌年から両国シアターXで毎月一回の一人芝居として続けている。2017年は、ブレヒトの芝居小屋で6月『浜下り外伝』9月『泥棒たち』に出演する。

 

《作者のプロフィール》

マーティン・シャーマン(Martin Sherman、アメリカの劇作家・脚本家)

1938年、フィラデルフィアのロシア系ユダヤ人移民の家庭に生まれる。ボストン大学芸術カレッジで舞台芸術を学んだ後、戯曲を執筆。ナチス収容所内における同性愛者の悲劇を描いた『ベント』(1979年)がトニー賞候補となったのを機に注目され、その後、20本近くの戯曲を執筆し、各国語に翻訳され上演され続けている。1999年にロンドンのロイヤル・ナショナル・シアターで上演された『ローズ』は翌2000年にローレンス・オリヴィア劇場の最優秀戯曲賞を受賞。日本で上映された映画としては、『ベント 堕ちた饗宴』(1997)、『カーテンコール』(1997)、『永遠のマリア・カラス』(2003)、『ヘンダーソン夫人の贈り物』(2006)で脚本を手がけている。

 

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【日 時】7月30日(日)17:00(開場は16:30)

【会 場】オンガージュ・サロン 〒543-0043 大阪市天王寺区勝山3-9-5(地図

【入場料】¥2,500(定員25名様) ※要ご予約

※※公演後にレセプションパーティー(有料@¥1,000)がございます

 

【ご予約&お問い合わせ】

070-5350-1972(赤尾)

e.pithecanthropus@gmail.com

 

【主 催】神戸ユダヤ文化研究会

【後 援】オンガージュ・サロン