機関誌「ナマール」2018年 第23号
目次
【2018年度文化講座より】
終末の詩人ボブ・ディラン――救世主イエスを信じるユダヤ人の視点から
長畑 明利
集中討議「ヴァルター・ベンヤミン、ドイツとユダヤの間で」
1.ベンヤミンとゲルショム・ショーレム
小林 哲也
2. 天使の変貌――ベンヤミンにおける言語と歴史をめぐる思考の像
柿木 伸之
【論文】
『福井新聞』に見る戦時期日本へのユダヤ難民到来――第二部:1941年
菅野 賢治
【翻訳】
イラナ・ハメルマン「女がひとりで」
樋口 範子 訳
メレフ・ラヴィッチ「夜明けの皇帝」
西村 木綿、田中 壮泰、野村 真理 訳
ダーフィト・カーリッシュ「イェニー・リンドのチケット 唄付き笑劇小品」
杉野 隆彦 訳
【書評】
村田靖子著『エルサレムの悲哀』
細見 和之
【欧文目次・要旨】