2016年 第21号
目次
【2016年度文化講座より 】
日本俘虜所収容所におけるユダヤ人の宗教的取り組み――1904−1905年
ベル・コトレルマン/赤尾 光春 訳
ヒロシマとユダヤ
東 琢磨
【論文】
名指されざる「島」への回帰――ヘアマン・バング『祖国なき人々』における異他なる時空間
奥山 裕介
「エレニの旅」の影で――ギリシア音楽とユダヤ人たち
黒田 晴之
【翻訳】
ナヴァ・セメル「月を歩く」
樋口 範子 訳
マリー・ホルツァーの小品(1911-1914年)より
杉野 隆彦 訳
イツハク・カツェネルソン「バビロンの河のほとりで(4幕による、聖書にもとづく民族の悲劇)第3幕」
細見 和之 訳
【書評】
徳永恂著『絢爛たる悲惨 ドイツ・ユダヤ思想の光と影』――人間の悲惨を直視して
小岸 昭
ロード・ランズマン著『パタゴニアの野兎 ランズマン回想録』
影浦 亮平
【追悼文】
追悼 野口崇子さん
細見 和之
【欧文目次・要旨】