2015年 第20号
目次
【2015年度文化講座より】
二言語都市ワルシャワをふり返る――ワルシャワ日記(2014)より――
西 成彦
ヒレル・ツァイトリンとポーランドにおけるユダヤ神秘主義の再生
ヨナタン・メイール
【論文】
「ルツ記」の歴史的意義について――イスラエル人ボアズとモアブ人ルツとの婚姻を中心にして――
佐野 誠
声なき抗う声――聖書の「詩篇(Die Psalmen)」とパウル・ツェランの「讃歌(Psalm)」――
野口 崇子
【翻訳】
ユダヤ民話3つ
母袋 夏生 訳
イツハク・カツェネルソン「バビロンの河のほとりで(4幕による、聖書にもとづく民族の悲劇)第2幕」
細見 和之 訳
【書評】
エルヴィーンA.シュミードル著『ハプスブルク帝国の従軍ユダヤ人兵士たち 1788年–1918年』
杉野 隆彦
山尾涼著『カフカの動物物語――〈檻〉に囚われた生』/明星聖子著『カフカらしくないカフカ』
池田 あいの
小林哲也著『ベンヤミンの「純化」の思考――「アンファング」から「カール・クラウス」まで』
宇和川 雄
【神戸・ユダヤ文化研究会発足20周年を記念して】
【欧文要旨】