『ナマール』第9号(2004年)

第9号(2004年10月)全153頁

――【2004 ユダヤ文化講座より】――
ディアスポラの軌跡――歴史地理学的な復習
徳永 恂
ハンガリー:東西ヨーロッパ・ユダヤ人の合流点
寺尾 信昭
――【論文】――
大塚久雄のなかのユダヤ人――日本思想史のひとつの裏面
恒木 健太郎
「ユダヤ人」のウクライナ断想 II――ウクライナでイディッシュ語を学ぶ
赤尾 光春
――【翻訳】――
ワシーリー・グロスマン「ユダヤ人のいないウクライナ」
木村 里枝子/赤尾 光春訳
アヴネル・シャッツ「イェホシュア」
村田 靖子訳
「動物の王だった蛇」「涙の起源」「ぶどう酒を4杯飲むと」
――アディール・コーヘン編『金の鎖』より
母袋 夏生訳
――【書評】――
金子マーチン
『神戸・ユダヤ人難民1940-1941――「修正」される戦時下日本の猶太人体策』
阪東宏
『日本のユダヤ人政策1931-1945――外交史料館文書「ユダヤ人問題」から』
大津留 厚
ウーリー・オルレブ『走れ、走って逃げろ』(母袋 夏生訳)
澤田 愛子
かけがえのない「疑問と愛」
――『エルサレムの詩 イェフダ・アミハイ詩集』(村田靖子編訳)
細見 和之