『ナマール』第5号(2000年)

第5号(2000年7月)全126頁

――【ユダヤ文化講座’99より】――
記憶の暗殺者たちとは誰か?
ピエール・ヴィダル=ナケ(細見 和之訳)
ユダヤにおける政治神学
――ドイツにて(1915-1923):W・ベンヤミンとG・ショーレム
エリック・ジェイコブソン(高本 美佐子訳)
ヒトラーの終末幻想
小岸 昭
メナセ・ベン・イスラエルのカバラ思想――新プラトン主義との関連において
佐藤 竜二
トゥーレ協会史概説
藤原 辰史
――【連載】――
ユダヤ的視点から見た使徒パウロ(2)
藤原 一二三
――【論文】――
賞罰を与えるものとしてのユダヤ人――教会建立・崩壊潭にみられるユダヤ人の両義性
赤尾 光春
――【随想】――
ホロコーストと記憶――『ショアー』の地を訪ねて考えたこと
澤田 愛子
『エルサレム5000年の歴史』の出版にあたって
関谷 定夫
――【翻訳】――
ウーリー・オルレブ「最後の夏休み」
母袋 夏生訳
――【書評】――
照応しあう言葉と記憶――石垣蔦紅(恵美子)『安魂歌 Requiem』の世界
細見 和之