『ナマール』第4号(1999年)

第4号(1999年9月)全120頁

――【講演】――
ユダヤ神秘主義の世界――ゲルショム・ショーレムとカバラ
ラヘル・エリオール(池田 潤訳)
<異文化>との出会い――<表象>としての<文化>
荒木 正純
――【特集:ユダヤの文学と言語】――
グリム童話、仕立屋嘲笑、ユダヤ人
高橋 吉文
ユダヤ的視点から見た使徒パウロ(1)
藤原 一二三
ヘブライ語「復活」のメカニズムについて
佐々木 嗣也
イツホク・バシヴィス「ちびにでかいの」
西 成彦訳
戦後ドイツのユダヤ文学――ルート・クリューガー『生きつづける』を手がかりに
山口 庸子
――【随想】――
プラハのシナゴーグ
関谷 定夫
――【翻訳】――
ウズィ・ヴァイル「首相が撃たれた日に」
母袋 夏生訳
――【紹介】――
最後のマラーノ
神宮 玲子
――【連載】――
ヘブライ語前史の謎(最終回)
池田 潤
――【書評】――
上山安敏『魔女とキリスト教――ヨーロッパ学再考』
樋上 千寿
イルミヤフ・ヨベル『魔女とキリスト教――ヨーロッパ学再考』
(小岸昭/エンゲベルト・ヨリッセン/細見和之訳)
佐藤 竜二
栗谷川福子『ヘブライ語の基礎』
佐々木 嗣也