港(ナマール) נמל Port 2013年 第18号 目次
【2012年度特別文化講座より】
ナチス時代におけるユダヤ人に関して
ドローン・ラビノーヴィツィ/向井 直己訳
【2012年度文化講座より】
失われた風景・失われた夢
――現代イスラエル文学に見る幻滅の諸相――
村田 靖子
カール・クラウスのメディア戦略
――世紀転換期のドイツ語圏におけるユダヤ系ジャーナリズムとの関わりに中で――
河野 英二
マウトナーの二つのボヘミア小説
――同化ユダヤ人の「母語」と民族アイデンティティをめぐって――
川島 隆
【論文】
第一次大戦、ブーバー、ベンヤミン――内面的決断と言語の問題――
小林 哲也
ホロコーストについてのデリダの問いとベンヤミンの『暴力批判論』
景浦 亮平
消えゆく伝説 さまよえるユダヤ人の跡を追って その2
――歴史的出来事の概観:伝説の宗教的・社会的要因
野口 崇子
【翻訳】
ニカノーレ・レオノフ「除け者」
母袋 夏生 訳
イツハク・カツェネルソン「ヤコブとエサウ」
細見 和之 訳
【書評】
恒木健太郎著『思想としての大塚史学』
佐野 誠
ショレム・アレイヘム著、西成彦『牛乳屋テヴィエ』
川島 隆