『ナマール』第15号(2010年)

『ナマール』15号(2010年11月) 目次

【ユダヤ文化講座より】
赤尾 光春    シュテットル再訪――パスポートと軍隊のない「ユダヤ王国」

【論文 】
蓼沼 理絵子   モフレタの祭り―― 現代イスラエル社会のミムナーに見る「共食」
野口 崇子    19 世紀英国ユダヤ人社会―― 開封ユダヤ人共同体の救援をめぐって

【翻訳 】
母袋 夏生 訳  ダン・ツァルカ『弟子』
細見 和之 訳  イツハク・カツェネルソン『そのユダヤ人は笑った』

【書評 】
安 誠吾    関根真保『日本占領下の〈上海ユダヤ人ゲットー〉─―「避難」と監視狭間で』
佐野 誠     細見和之 『「戦後」の思想――カントからハーバーマスへ』
黒田 晴之    アモス・オズ、村田靖子訳『わたしたちが正い場所に花は咲かない』

【特集】 ― 私とユダヤ文化 ―
北岡 幸代    私とユダヤ文化 ―― ドイツ・ユダヤ人史をひもとくことと、今の場所から考えること

【活動報告】
樋上 千寿    本会主催のユダヤ音楽を振り返って