9月19日(月・祝)文化講座は、会場での開催を中止します(オンラインでのみ開催します)
大型台風の接近により、参加者の安全を守るために、標記のような対応になりました。開催直前のご案内になりましたこと、こころからお詫び申し上げます。オンライン参加ご希望の方は
神戸・ユダヤ文化研究会事務局
jjskoffice@yahoo.co.jp
にお問い合わせください。
9月19日(月・祝)文化講座の発表者の変更・台風への対応につきまして
9月19日(月・祝日)の文化講座では、上野成利さんの発表のほかに、大形綾さんの発表を予定していましたが、大形さんのご都合により当日登壇いただくことが難しくなりました。そこで、大形さんの発表を急遽、当会の代表、細見和之の発表に変更いたします。
17日現在、大型台風の接近が予想され、警報が出た場合は、会場が閉鎖されますので、この場合は、オンラインのみの開催になります。会場での参加をご希望の方は、念のため
jjskoffice@yahoo.co.jp
までお問い合わせください。当日9時までに、会場での開催の可否を決定します。
変更後は以下のタイムスケジュールになります。
■タイムスケジュール:
13:30-14:00 細見和之の講演
14:00-14:30 質疑応答
14:45-15:30 上野成利さんの講演
15:30-16:15 質疑応答
16:15-17:00 会場と遠隔との交流会・閉会
細見和之(京都大学教授、本会代表)
タイトル:ロシアのウクライナ侵攻と『啓蒙の弁証法』
要旨:ロシアのウクライナ侵攻という事態を、『啓蒙の弁証法』の視点を活かしつつ、とくに「国民国家」の問題としてあらためて考えてみたいと思います。あとの上野成利さんの発表との接続も意識しています。
プロフィール:1962年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(人間科学)。大阪府立大学教授などをへて、現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専攻はドイツ思想。主な著書に『アドルノ』(講談社、1996年)、『フランクフルト学派』(中公新書、2014年)など。
神戸・ユダヤ文化研究会2022年度第2回文化講座のご案内(対面およびオンラインでの開催)
みなさま、いかがお過ごしですか?
神戸・ユダヤ文化研究会では、前回に引き続き、今年度第2回目の文化講座も対面とオンラインの併用で開催いたします。アーレントとホルクハイマー/アドルノという20世紀を代表する知識人の組み合わせです。
対面での参加に際しては、マスクの着用、手指の消毒など、コロナ対策を十分心がけていただきますよう、お願いいたします。
対面での開催が中止になる可能性もありますので、本サイトで随時確認してください。
■文化講座:
①大形綾(おおがた・あや)さん:思考という列車の孤独な乗客――メアリー・マッカーシーが見たハンナ・アーレント ハンナ・アーレントが亡命先のアメリカで深い友情を築いた人物の一人に、女流小説家のメアリー・マッカーシーがいる。出自や性質など相違点のほうが多かった二人の女性が、何によって結び付けられたのかを考察する。
②上野成利(うえの・なりとし)さん:啓蒙のラディカリズムの光と影——ホルクハイマー/アドルノの「ジュリエット論」を読む ホルクハイマー/アドルノ『啓蒙の弁証法』所収の「ジュリエット論」を可能なかぎりクリアに読み解くことを試みます。そのうえでこのテクストのアクチュアリティについて多少なりとも思考を巡らせてみたいと思います。
■日時:
2022年9月19日(月・祝) 13:30-17:00
■場所:
神戸まちづくり会館2階ホール神戸市中央区元町通4-2-14 078-361-4523
https://kobe-machi-kaikan.city.kobe.lg.jp/
■参加方法:
対面での参加費は、正会員=無料、一般参加者=500円、学生=無料(受付で学生証をご呈示下さい)。オンラインでの参加費は無料です。ご参加の詳細に関しては、神戸・ユダヤ文化研究会事務局( jjskoffice@yahoo.co.jp )までお問い合わせください。
■タイムスケジュール:
13:30-14:00 大形綾さんの講演
14:00-14:30 質疑応答
14:45-15:30 上野成利さんの講演
15:30-16:15 質疑応答
16:15-17:00 会場と遠隔との交流会・閉会
■講師略歴:
①大形綾(おおがた・あや)さん京都大学人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。京都外国語大学非常勤講師。共訳書に『アーレント=ショーレム往復書簡集』(岩波書店、2019年)、『アーレント読本』(法政大学出版局、2020年)での共同執筆など。
②上野成利(うえの・なりとし)さん1963年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程単位取得退学。京都大学人文科学研究所助手などを経て、神戸大学大学院国際文化学研究科教授。社会思想史専攻。主な著書に『暴力』(岩波書店、2006年)、主な翻訳にポール・ド・マン『美学イデオロギー』(平凡社、2005年)など。