F・ハイマンの『死か洗礼か』を読む

フリッツ・ハイマン『死か洗礼か』を読む

神戸・ユダヤ文化研究会 2013年度総会・第3回文化講座

日時:3月22日(土)
13:00~14:00 2013年度総会
14:15~17:00 第3回文化講座

場所:こうべまちづくり会館 2Fホール(元町商店街内・高速神戸「花隈」下車徒歩2分)
〒650-0022 神戸市中央区元町通4-2-14
TEL: 078-361-4523 FAX: 078-361-4546

http://www.kobe-sumai-machi.or.jp/matisen/

参加費:正会員=無料、維持会員・一般参加者=1000円、学生=無料(受付で学生証をご呈示下さい)

1.2012年度総会 13:00~14:00
(1)会長挨拶
(2)2013年度 事業報告・会計報告
(3)2014年度 事業計画・予算提出
(4)2013年度 役員改選・その他
(5)質疑応答

2.2013年度第三回文化講座 14:15~17:00
I: F・ハイマンの『死か洗礼か』を読む
梅津 真さん(北海道情報大学経営情報学部教授、本会会員)

【要旨】
中世スペインの異端審問所は「ユダヤ人排斥機関」のように受け取られるのが普通ですが、マラーノが迫害されたのは神学的理由からというよりはむしろ経済的理由からでした。それを見事に実証するF・ハイマンの遺稿を一緒に読んでみましょう。
II: 十字架とダビデの星――宗教とシンボル――
徳永 恂さん(大阪大学名誉教授・本会代表)

【要旨】
キリスト教とユダヤ教は十字架とダビデの星をそれぞれのシンボルとしていますが、そういう風習の歴史的な由来を、現代までたどります。

【講演者略歴】
うめづ・まこと:1950年札幌市生まれ。1976年北海道大学文学部独文科卒業。1983年北海道大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在 北海道情報大学経営情報学部、教授。本会会員。最近の翻訳にフリッツ・ハイマン『死が洗礼か――異端審問時代におけるスペイン・ポルトガルからのユダヤ人追放』(小岸昭さんとの共訳、行路社)がある。
とくなが・まこと:1929年生まれ。1951年東京大学文学部卒業。1962-64年フンボルト研究員としてドイツへ留学、アドルノに師事。1976年イスラエルへ研究留学。北海道大学助教授、大阪大学教授をへて、大阪大学名誉教授。最近の著書に『現代思想の断層――「神なき時代」の模索』(岩波新書)がある。

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